ディフェンスというポジション

良いストライカーがいれば試合に勝てる。だが、良いディフェンダーがいればタイトルを取ることができる。By ジョン・グレゴリー

最近のサッカー界ではディフェンスがとても重要視されるようになってきた。移籍市場がオープンになるとまず初めにどのチームもディフェンス強化にお金を使う。それもかなりの額を一人のディフェンダーに費やすようになってきた。リヴァプールはファンダイクの移籍に約113億円も費やしディフェンダーにしてはかなりの大金である。またマンチェスターCはエメリクラポルトに約87億円費やした。それだけ重要視されているポジションということだろうし、上の名言でもディフェンスというポジションがいかに重要か示されている。

では今のディフェンダーに求められていることは何か。それは攻撃的なディフェンダーであるかどうかだろう。これはセンターバック(CB)やサイドバック(SB)に限らず求められる。

サイドバックではいかにオーバーラップをしてクロスの供給が出来るか、自ら突破していけるかが重要になってくる。そのため上下運動が多くなりスタミナも要求されるキツいポジションだ。このサイドバックで優れた選手はマルセロやウォーカー、ダビドアラバ、クルザワ、フィリペルイス、ベジェリン等が挙げられる。彼らに共通にているのは自分で打開するだけのテクニックがあるということだ。特にマルセロはとても攻撃的な選手でよく自ら持ち運びシュートまで持って行っている。そして得点を挙げるのだから凄い。今の時代ただ守って、走って、クロスを挙げるだけではダメなのだ。それにプラス突破力が必要になってきている。自らカットインして行き攻撃に厚みを持たせることも重要だ。

センターバックの場合は中々自分で運ぶことはできない。しかし、それでもゴールを決めてしまう選手がいる。セルヒオラモスだ。間違いなく彼が今一番優れたCBでありディフェンダーでもある。彼の最大の特徴はセットプレーの強さである。コナーキック、フリーキックから合わせてゴールを決めている。22節のレバンテ戦で決めたヘディングゴールにより14年連続ゴールを記録した。そしてこのゴールによりレアルでのゴール数を50にした。これだけ多くのゴールを決めれるディフェンダーはいない。http://www.goal.com/jp/ニュース/sラモスが快挙達成メッシと並ぶdfとしては異例の14シーズン連続ゴールを記録/8y7xhepyfqea1blp6110oh2up
彼はゴールだけでなくロングパスもうまい。後ろからのビルドアップは相手ディフェンダーの意表をつくことができカウンターになりやすい。またサイドチェンジも上手いので相手を揺さぶるのにも効果的である。https://www.youtube.com/watch?v=Yx_j8YoC46E

ディフェンダーはあまり注目されることもなく、地味なポジションという印象がどうしても強い。そのため人気があるポジションではない。しかし、今のサッカー界はサッカースタイル問わずとても重要なポジションであることは間違いない。試合の結果を左右するのはディフェンス・ディフェンダーにかかっているのである。

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